【換気扇を掃除する方法】汚れの原因と掃除の準備、掃除の頻度はどのくらい!?

換気扇を自分で掃除(クリーニング)しようと考えている方も多いのではないでしょうか。換気扇が汚れると、換気効率が低下し、室内が汚れる原因にもなります。定期的な掃除(クリーニング)を行う様に心がけてください。

換気扇の掃除は必要なの?

  • 換気扇が汚れる原因

  • 換気扇の掃除は必要

  • 換気扇を掃除する頻度


換気扇はどうして汚れるの

換気扇の汚れの原因は、料理中の油が気化して換気扇につきます。換気扇はフィルターを使ってよごれを取れるようにはなっていますが、フィルターをすり抜けてから油よごれなどが直接換気扇のファンに付着します。この油にごみやほこりも付着してしまいます。

換気扇の掃除はなぜ必要なの

換気扇の汚れがひどくなると、換気性能が低下し、室内の空気が換気されないため室内も汚れる原因になります。室内の汚れを防止するために、換気扇を清掃する必要があります。また、換気扇の汚れを放置しておくと、雑菌やカビが繁殖するため衛生的にもよくありません。

掃除はどのくらいの頻度ですればいいの

換気扇の掃除の目安は、年に3回~6回程度行うのがおすすめです。実際には、換気扇の使用頻度によっても異なります。使用進度に合わせて清掃するようにしてください。

換気扇を掃除するときに準備するものと注意点

  • 電源プラグを抜くかブレーカーを切る

  • 換気扇の足場を固定する

  • 養生を行う


電源プラグを抜くかブレーカーを切る

清掃前に換気扇のプラグを抜くかブレーカーを切ってください。掃除中に誤って換気扇が運転されてしまうと、怪我に繋がる可能性があります。清掃前には必ず、電源プラグを抜くかブレーカーを切ってください。

換気扇の足場を固定する

換気扇は、一般的に高い位置に取り付けてあるため、足場を使って掃除をしなければいけません。足場が固定できるよう床が平らな部分に脚立などを設置します。

養生を行う

換気扇は油よごれがひどいので、換気扇の清掃中に油やごみなどが回りにつかないようにします。壁には塗装用に使うテープつきの養生を貼り付けると取り外すときも容易に取り外しが可能です。

換気扇の掃除方法

  • 換気扇本体を掃除

  • フィルターの掃除

  • ファンの掃除


換気扇本体を掃除

換気扇を覆っているレンジフードを掃除することから始めます。油よごれがひどいので、アルカリ性洗剤をタオルに染み込ませてから拭き取るように掃除していきます。アルカリ性洗剤は、落ちにくい油汚れも落とすことが出来ます。レンジフードは、一番油やよごれが付着しやすい部分なので最初に掃除します。

フィルターの掃除

換気扇の吸引する部分にはフィルターがあり、フィルターの掃除をします。フィルターは一旦取り外してから重曹などにつけておき、ある程度時間が経過した後にスポンジやたわしなどで掃除します。油よごれがひどいので、つけ置き洗いをすると取れやすくなります。

ファンの掃除

最後にファンの掃除を行います。ファンには2種類あり、プロペラファンとシロッコファンがあります。油やよごれを外に送り出す重要な部品です。ファンは一旦取り外してからしっかりと掃除をします。プロペラファンとシロッコファンの掃除方法をご紹介します。
プロペラファン
先ずゴム手袋を着用し、ポリ袋にぬるま湯を入れてから洗剤を入れます。その中に取り外したプロペラファンを入れて30分から1時間程度放置します。ある程度油が浮いてきたところで、歯ブラシなどでプロペラファンを掃除してよごれを落とします。最後に水で洗い流して陰干しをして乾いてから取り付けます。
シロッコファン
先ずゴム手袋を着用し、シロッコファンはねじでしっかりと取り付けられているので、ねじをはずしてからファンを取り外します。バケツなどにぬるま湯を入れて、洗剤を入れてからシロッコファンを入れます。30分から1時間程度つけてから歯ブラシなどで擦って油よごれを落とします。最後に水で洗い流して、影干しします。取り付ける時とは逆の手順で、シロッコファンをレンジに取り付けて完了です。

まとめ

まとめ
換気扇やレンジは、汚れが付くと換気性能が低下します。定期的に掃除(クリーニング)を行う様にしてください。自分で清掃(クリーニング)出来ない場合は、電気屋さんや専門業者に依頼することも可能です。