
目次
換気扇の寿命はどれくらい!?
換気扇の寿命は、使用方法によっても異なりますが、約10年~15年ほどだと言われています。ただ、実際には、その使用頻度等により様々です。 JIS(日本工業規格)では、1年間の使用時間の目安が1,671時間とされており、365日で割ると1日当たり4.5時間となります。メーカーでは設計標準使用期間を決めるにあたり、この時間を条件に明記しているようです。商品の設計寿命としては、15年程度を目安に設計しているメーカもあるようです。換気扇交換の目安(時期・タイミング)
以下のような症状が出た場合は、換気扇の交換時期(タイミング)です。回転音が大きくなった
異音が発生している
電源を入れても回らない
ファンは回っていても換気があまりできていない
回転音が大きくなった
回転音が大きくなった場合は、回転部分のベアリングが寿命になる前兆です。この状態がひどくなると異音に変わります。交換の準備をするのがおすすめです。異音がする
異音は換気扇を回転させている軸を保持しているベアリングの寿命である場合がほとんどです。このべリングが寿命になると異音が発生します。ベアリングが壊れると最終的に換気扇のロック等に繋がり、最悪の場合換気扇が回らなくなります。異音が発生したら換気扇をすぐに交換するようにしましょう。電源を入れても作動しない
電源スイッチを入れても回らない場合は、電機系のトラブルと機械系のトラブルが考えられます。電機系のトラブルであれば、電気的な部品を交換することで正常に動作するようになる可能性があります。この場合は電気屋さんや電気専門業者に依頼し判断してもらうのが良いでしょう。 機械系のトラブルは、先程のベアリングのトラブル等があります。電源を入れても回らない場合、これらの機械的な部分が壊れている可能性が高くなります。この場合は、換気扇の交換となります。ファンは回っていても換気があまりできていない
換気があまり出来ない場合は、プロペラ等の汚れや不具合、ダクト内の汚れが考えられます。清掃を行い正常に換気されるかを確認する必要があります。交換する換気扇はどのような種類があるの!?
市販されている換気扇は、その羽の形状により大きく分けて2種類あります。換気扇を交換する場合には、換気扇の種類と特徴をを把握し用途に合わせて選定するようにしましょう。プロペラファン
シロッコファン
プロペラファン
扇風機の羽根のような形をしたファンをもつ換気扇です。一般に換気扇と言うとこちらの形を想像する人が多いのではないでしょうか。シロッコファン程の風量(換気量)はでませんが、動力(電力)がそれほどかからないため、一般的に多くの家庭で使われています。シロッコファン
シロッコファンは、換気効率が大変良いファンです。風量を稼げるため一気に大量の空気を排気できます。大量の空気を排気できる代わりに、動力(電力)を大きく消費するのが特徴です。交換の費用(料金・価格)は、プロペラ型のファンに比べ高くなりますが、小さいスペースで大量の空気を排気(換気)できるため、台所(キッチン)のコンロの数を増やした場合や、お風呂(浴室)がおおきくなった場合等に、換気する空気の量を増やしたい場合等は、シロッコファンがおすすめです。換気扇のお手入れ方法
換気扇はお手入れ次第で寿命の延長が可能です。電気的な部位については、電気屋さん等に依頼しなければなりませんが、日々の清掃などで寿命を延ばすことが可能です。 換気扇の清掃は、換気扇の寿命を延ばす効果があります。換気扇の羽には汚れが付着します。特に台所(キッチン)の場合、油が付着し、その油にゴミが付着します。このゴミが羽(プロペラ・ファン)の一部に付着すると、羽(プロペラ)の一部が重くなりアンバランスな状態になります。 このアンバランスな状態で、長い時間羽(プロペラ・ファン)が回転すると、プロペラを回転させる軸を受けるベアリングに負荷がかかります。この負荷が継続的にベアリングにかかることで、ベアリングの寿命を低下させます。従って、日々の清掃は、このベアリングの寿命を延長させるために必要になります。換気扇の交換料金(価格・費用)はどのくらい!?
換気扇の工事費は、以下の費用の合計になります。台所(キッチン)用の換気扇の交換費用(価格)の目安をご紹介させていただきます。材料費
工事費
撤去費